【2014.3.28】岩手県復興局からの旅立ち

 岩手県復興局のイシカワです。

 3月も終盤。岩手県庁のある盛岡の街を歩けば、卒業式帰りと思われる晴れ着姿の学生さんや、送別会だったのか、花束を持ったスーツ姿の方などなど。

 もうすっかり「お別れ・旅立ちムード」がただよっています。


 人間たちの「お別れ・旅立ちムード」を感じとったのか、

 盛岡市内にある「高松の池」では、冬の間、シベリアから飛来して羽を休めていた白鳥たちが・・・

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 ここ数日、大群になって、シベリア方面へ帰っていく姿が見られます。


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隊列を組んで飛んでいく白鳥。実は割と激しく鳴きながら飛んでいきます。
 

 そして我々復興局もご多分にもれず。先日、送別会が行われました。


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 復興局における送別会は、「人事異動で部署を離れる」という別れに加え、さらに2つの特別な意味があると思います。


「オリジナルメンバー」との別れ

 1つ目は、復興局の設置当初の大変な時期から頑張ってこられた職員との別れです。
 
 今年度も、その多くが復興局を旅立っていかれます。

 バンドやアイドルなどは、結成当初からの「オリジナルメンバー」がグループの中心になっていくことが多いですが、復興局でも同じことが言えると思っています。

 被災後の大変な時期を乗り越えてこられた「オリジナルメンバー」といえる職員の方々は、みな非常に頼もしく、我々復興局職員の精神的支柱になっていました。
 
 復興局が設置された平成23年4月から約3年間。本当にお疲れ様でした!

 「オリジナルメンバー」の脱退には不安もありますが、残された職員一同、さらに頑張っていきます!

 ※なお、来年度も残っていただける「オリジナルメンバー」もいらっしゃいます。

  今後も復興局の中心となり、ますます活躍してくれることでしょう!

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復興局の設置当初の様子。元は講堂だった場所へ会議用机やPC等の事務用品を持ち込み、事務スペースを作りました。


応援職員との別れ

 続いて、2つ目は、他自治体から復興支援のために県へ派遣されている、応援職員の皆様との別れです。

 岩手県には、全国各地の自治体から199人(2014.3.1現在)の皆さんが応援職員として派遣され、様々な復興支援業務等に取り組んでいます。

 その多くの方が、半年もしくは1年の任期付派遣。任期を終えれば、また元の自治体へ帰られます。

 今年度の復興局には、東京都、山口県、沖縄県から、合計8名の皆さんがいらっしゃっていました。

 そのうち、6名の方が1年間の任期を終え、派遣元の自治体へ帰られます。

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派遣元自治体へ帰られる派遣職員の皆様(送別会にも業務都合で参加できない方もいらっしゃいました)

 岩手県・三陸の復興を目指し、ともに汗を流した仲間が、全国各地へ散っていってしまう。
 
 そう考えると本当に寂しいです。


 ただ、それは逆に言えば、「全国各地に岩手県の復興を応援してくれる仲間がいる」とも言えます。

 インターネット等の情報網が普及したこの世の中であれば、そういった仲間がつながるのは簡単なことだと思います。
 
 各自治体へ帰られてからも、岩手県・三陸のことを想っていただけたら嬉しいです!


 復興はまだまだ始まったばかり。

 東日本大震災がなかったら、恐らく出会うはずもなかったであろう皆さんとの縁を大切にしていきたいと感じています。

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 送別会の応援職員入場時にばらまいていたものは・・・


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「5円チョコ」でした。皆様との「ご縁」が今後も続きますように・・・



追伸

今回の人事異動により、残念ながら私は「いわて復興だより」の担当からはずれます。
これに伴い、今回の投稿を最後に、この「岩手県復興局ブログ」への私の投稿はしばらくなくなるかと思われます。
大変短い間でしたが、お読みいただきありがとうございました。

なお、このブログは4月からも続きますので、どうぞご期待ください。

それでは、またどこかで。

岩手県復興局 イシカワ

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【2014.3.25】いわて復興だより(平成26年3月15日号)編集後記

 岩手県復興局のイシカワです。
 本日、「いわて復興だより(平成26年3月15日号)」の紙面版を全国へ向け発送しました。

 そうなんです!
 実は「いわて復興だより」の紙面は、全国の岩手県事務所(東京・名古屋・大阪・福岡)で配布しているのです!
 アンテナショップを構えている事務所(東京事務所の「いわて銀河プラザ」等)では、店頭での配布も行っています。
 是非、紙面版も手に取っていただけましたら幸いです。

 なお、「いわて復興だより」の紙面版は、全国の岩手県事務所のほか、岩手県庁(1階県民室)で配布中です。
 また、岩手県公式ホームページからもダウンロード可能ですので是非ご覧ください。

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納品したての「いわて復興だより」

 今回は「いわて復興だより(平成26年3月15日号)」の編集後記をお届けします。


【「いわて復興だより(平成26年3月15日号)」編集後記】 
 今号は、3月11日に開催された「岩手県・山田町合同追悼式」を特集しています。
 
 岩手県だけではなく、東北、また全国にとっても特別な日・3月11日。
 普段は、明るく前向きな復興関連ニュースを中心にお届けしている「いわて復興だより」ですが、今号は犠牲者の皆様への追悼の意を込めさせていただきました。

 紙面では知事及び遺族代表の式辞を中心にお伝えしました。
 中でも私は、遺族代表の内舘伯夫さんの式辞が心に残っています。

 いつもどおりの金曜日。突然襲った地震と津波。父の無事を信じた日々。

 そして、父が亡くなったことを知ったときの深い悲しみと悔しさ。

 涙をこらえて過ごしてきた日々の生活の中で、誰かに会ったり、どこかに行ったりするたび、ふと思い出し、目頭を熱くする。

 震災から3年経つが、どんなに考えても、この悲しさと悔しさの行き場所が分からない。

 この悲しみや悔しさを、人への思いやりや手助けをするやさしさに変えていくこと、また、当たり前のことを幸せに感じ、1日1日を大切に生きていくことが亡くなった方々への最大の敬意だと信じて日々を過ごしている。


 以上のような内容だったと記憶しています。式辞の最中、会場内ではすすり泣く声も聞かれました。

 震災の記憶は被災者以外の方々を中心に、徐々に風化してきていると言われますが、大切な人を突然亡くした方々の悲しみは、3年経った今でも癒えることがないのだということを改めて実感する1日でした。
 
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追悼式の祭壇


 ここで、追悼式の開式前に行われた華道家・前野博紀さんによる「奉納献花」の模様をお伝えします。
 
 開式前の会場内。祭壇の設置されたステージ上に、謎のオブジェが。
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 後で知ったのですが、これは震災で発生したがれきを利用した土台部分なんだそうです。


 このオブジェに、チェロの奏でる音楽に合わせ、前野さんがどんどん花をつけていき、
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 最終的には、立派なお花が完成。祭壇上のお花とともに捧げられました。
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 また、追悼式会場の入り口にも、がれきを基に作られた作品が。
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  追悼式会場入り口に設置されたがれきアート作品「旅するクジラ」

 これらには、前野さんの「再生」への思いが込められているのだそうです。

 実際のところ、岩手県の震災がれきは街から姿を消し、その処理も全国自治体からの広域処理の協力もあり、ようやく処理を終えようとしています。
 がれきのなくなった街。まだまだ更地の目立つ街へ、人々の暮らしを再生させていくべく、我々も頑張っていかなければと、気が引き締まる思いがしました。

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「旅するクジラ」より

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【2014.3.14】ブログを開設しました!

 皆様はじめまして!岩手県復興局のイシカワと申します!

 このブログは、「いわて復興だより」の編集後記を掲載するほか、岩手県復興局で起こった日々の出来事や日常をお伝えすべく、試験的に設置したブログです。
 そのためタイトルの最後に「(仮)」を付けています。

 「職員目線の、肩の力を抜いた復興関連情報発信」をテーマに掲げていますので、読者の皆様も、肩の力を抜いてお読みいただけたらと思います。

 このブログの読者の皆様が、岩手県の復興に(引き続き)興味をもってくださるとともに、普段なかなか縁のない(であろう)岩手県復興局及び県職員のことを、少しでも身近に感じていただけたら幸いです。

 なお、このブログは「いわて復興だより」の発行に合わせて、毎月1日及び15日頃更新予定ですが、これ以外にも更新するかも知れません。

 こまめにチェックしてみてください。

岩手県復興局フロア
とある日の岩手県復興局のフロアと県のイメージキャラクター「そばっち」


【東日本大震災追悼式】
 さて、東日本大震災津波から3年が経過した平成26年3月11日。
 岩手県山田町の山田町中央公民館にて、県と町合同の東日本大震災追悼式を開催しました。
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 当日は、時おり雪がちらつく寒い1日でしたが、ご遺族・ご来賓、総勢400名以上が参列。
 閉式後の一般献花にも、大勢の方々が会場へ足を運んでいました。
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 私も当日、式典の運営業務に携わらせていただき、式典中はバタバタとしていましたが、式典終了後に献花させていただきました。
 献花用の花を持ち、祭壇の前に立ったときには、さすがにこみ上げるものがありましたが、心から犠牲者のご冥福をお祈りしました。


【WE LOVE IWATE!】
 2月26日、復興局の副局長が出演した「じゃじゃじゃTV・いわて希望の一歩スペシャル」の生放送のため、IBC岩手放送さんへお邪魔してきました。
 生放送中にイラストレーターのTAGさん、TAG子さん(そのだつくしさん)、のろこさんのお三方が生でイラストを描いていらしゃり、そのイラストが本当に素敵でしたので紹介します。

イラスト

 このイラストのように、県民の皆様、みんなが笑顔になれる岩手県・三陸の復興を目指し、これからも努力していきます!

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